教員として働くにあたって、必要なものを揃えたいのだけれど、何を揃えればいいのかな?
と思っている方いませんか?
この記事では、私の教員としての経験から必需品、絶対に用意しておきたいグッズを、その理由と使い道といっしょに紹介していきます。
ぜひこれからのお仕事にお役立てください。
小学校教員の必需品
筆箱
「筆箱」は超必需品。着任、新学年、新学期に合わせて新しい筆箱を準備してみてはどうでしょうか。
容量が大きく、多機能なものが使いやすいかもしれません。
会議や外部の研修にも持っていくことになるので、派手な色のものではなく、落ち着いた色のものを選ぶことをおすすめします。
教員の中には、教室用と職員室用などに分けて筆箱を2つ以上使う人もいるので、必需品といって間違いないでしょう。
はじめに紹介するのはこちら
この筆箱は少々大きいですが、本のように見開きするタイプで物を探しやすいです。
小物を入れるスペースが充実していて、鉛筆、採点ペン、消しゴム、定規、シャチハタ印、修正テープ、ミニサイズのハサミやのり、カッターナイフ、そして付箋など…よく使う文房具をいつもそばに置いておけます。
心配だ、あるといいな、というように困ることがないよう常にたくさんの物を持ちたい人には、特におすすめできる筆箱だと思います。
次に紹介するこちらも人気のある筆箱で、よく見かけます。
小物の収納はあまりできませんが、立てるとペン立てにして使えます。
採点やノートチェックなど採点ペンやボールペン、鉛筆など使い分けることが多い教員には、とても便利です。
仕事の効率をあげたい、そんな方には、特におすすめできる筆箱でしょう。
上靴、外靴
小学校では、一般的に教室や廊下などを歩く上靴と運動場や学習園を歩く外靴の2種類を使い分けて活動することがほとんどです。これは、子どもたちだけでなく、教員も変わらず同じです。つまり2足の靴が必要ということです。
そこで私がおすすめするのが「ランニングシューズ」 です。
理由は言うまでもなく「疲れにくく、動きやすいから」です。
子どもたちと休み時間遊ぶときや体育の指導など、小学校教員は、動き回ることがとても多いです。
「疲れにくく、動きやすい」は、まさに理想のシューズと言っていいでしょう。
はじめに紹介するのはこちら
ニューバランスのシューズは、軽いというのが最大の特徴です。
長時間立つことになる教員にとっては、最高の味方と言っていいでしょう。
次に紹介するのはこちら
おすすめする点は、色にあります。黒色です。
なぜなら参観日や研究授業などでスーツを着なければならない日であっても、黒だと目立たずそのままでいられるからです。
参観日にカラフルなランニングシューズでいる教職員もいますが、スーツに合わせるとやっぱり見た目がイマイチです。
逆に普段から黒いランニングシューズを履いても、目立たちません。そもそもランニングシューズなので、デザイン的に違和感がありません。
購入するにあたっては、有名運動メーカーのランニングシューズがオススメですが、あまり高価なものは買わないほうが良いです。履き潰すものと考えて、3000~4000円程度のものを、半年に1足くらいのペースで買い替えるといいかもしれません。
私は、新学期に気持ちを入れ替えるために、学期毎に、買い替えるようにしています。(1年で3足)
ジャージ
教師と言えば「ジャージ」ですが、ジャージを上下揃える必要はありません。実際、上下セットに拘って装備している人はほとんどいません。
- 上:トレーナー、パーカー、Tシャツ、ポロシャツ
- 下:ジャージ
という組み合わせが多いです。
上下ともに入れ替で組合せて使えるよう、上下をセットでなく別で準備されると良いでしょう。
そうすれば、下のズボンが破れて使えなくなっても、セットでないので「上も使えなくなる」ということがなくなりますし、上下それぞれを入れ替えて着用できるので便利です。
はじめに紹介するのはこちらの下のジャージです。
高いものを買ったところで、教師の「動く」仕事柄、すぐダメになる可能性があります。
なので、安い目のものを数多く準備するほうが使い勝手がいいでしょう。
スポーツメーカーから選ぶ場合にも、比較的安いものを何種類か購入するのがコツです。
そうすることで、着回しがしやすくなります。
いくつか紹介しておきます。
先ほど上下をセットでなく別で準備されるのが良いというように述べましたが、セットで購入することももちろんオッケーです。
組み合わせなどがわからない、セットがほしいという方のためにいくつか紹介しておきます。
そして、上は派手でないトレーナーやパーカーがあればベストですね。
それこそ無地で安いモノを数着揃えておけば無難です。
個人的には、無地でもちょっとオシャレで、何かと帽子部分が役に立つこともある「パーカー」がオススメです。
女性の方で、紫外線などが気になる方は、こういったものもおすすめです。
中に着る服については、スポーツ生地のものが速乾性もあり、おすすめです。
カバン類
次に「カバン類」を紹介します。
教師はとにかく持ち物が多いです。
自分の文具品や教材資料、日によっては子どもたちのノートや校務分掌資料など・・・たくさんのアイテムを、職員室から教室まで…または自宅まで持ち運びするためのカバンが必須です。
教師にとって使いやすいカバンの条件は
- 大量の資料を持ち運びできる収納性。
- 重さに耐えられる丈夫さ。
- ダメになっても気軽に買い換えられる安さ。
これらの条件を揃えたカバンが「リュックサック」です。
教師に限らず、サラリーマンでも家から職場までの移動ではカバンを使います。
最近、一般サラリーマンの通勤でも使われ、市民権を得てきているリュックサック。
リュックは、ある程度の収容力があり、背中で背負うので、手に荷物を持つという煩わしさもなく、非常に重宝されています。
中でもスポーツタイプの「箱型リュック」は、ノートや教科書だけでなく、年に数回ある「着替え」など、荷物を大量に入れられる点で超オススメです。
安いとは言っても毎日の通勤に使うものです。ある程度の耐久力があるものを選ぶと良いでしょう。
腕時計
「腕時計」も教師にとっては必需品です。
学校現場では、授業のはじまり、おわり、会議の時間など、時間を意識して過ごすことが非常に多いです。時間の確認は、必須事項です。絶対に役立ちますので、腕時計をする習慣のない人もぜひ準備しましょう。
そして、準備するなら
「防水・防圧・耐久性」のある腕時計としてG-SHOCK(ジー・ショック)の腕時計が便利なのでオススメです。
プール指導、運動会練習などの「体育指導」、休み時間で子どもたちと過ごす「遊び時間」、年に何度かある「職員作業」など・・・教師は体を動かすので、腕時計にキズがつきやすく、水も掛りやすいです。
そして何より、夏場は腕時計が汗クサくなりますので、毎日水洗いができるモノにしましょう
G-SHOCKは無駄にゴツゴツしていて高いイメージがありますが、そうでもないモノもあります。女性の先生で使っている方もたくさんいます。
水筒
「水筒」もひとつ学校用に準備しておくととても便利です。
特に水分補給の大切な夏場には必需品です。
教員の仕事は、身体を使うことはもちろん、授業の中で、たくさん話すことも多いです。
まさに体力勝負です。教室でしっかり水分補給ができるように、少し大きめの水筒を通勤時準備して、朝学校へ出発しましょう。
このタイプは耐久性・保温性に優れている上に、形がスリムで持ち運びがしやすいです。
なので、毎日の通勤時も荷物になりません。
夏場や遠足や学校近くの施設への見学(社会見学)などの校外学習の日には、いつもより水分補給が必要になるので、こちらの少し大きめのものを用意してみてもいいかもしれません。
しっかり水分補給をし、自身の体調にも気をとめながら、日々の業務に励むことも大切なことなのです。
まとめ
以上、今回は小学校教員の必需品をご紹介しましたが、それ以外にも準備しておきたい「必需品」はたくさんあります。
これらの物は、教員の「動く」仕事柄、すぐダメになる可能性があります。
揃えるコツとしては、安いものを数多く準備する。そのほうが使い勝手がいいでしょう。
すべてのものを「消耗品」として考え、定期的に買い替える決断も必要です。
使いやすいものを揃えることが、あなたの仕事を効率的に進め、きっとうまくいくことになるでしょう。
以上、今回は小学校教員の必需品をご紹介しました。
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